2015年6月23日火曜日

【イベント報告】 国登録 有形文化財『松籟閣』で開催された「新緑 天の川懐石」

 

長岡市越路地域で今なお残る貴重な日本家屋に、
西洋のステンドグラスや天井に掛かる洋風照明など日本と西洋の文化が融合した
とても不思議で歴史を体感できる空間。
家の外は、重厚な門構えと、綺麗に手入れされた日本庭園。
タイムスリップしたような空間で、初夏の緑と時より吹く涼しい風を感じながら、
旬の素材を使った懐石料理と朝日酒造のお酒とともに
「新緑 天の川懐石」が開催されました。



懐石料理は、先附、椀、向(お刺身)、焼き物、鍋物、強肴、揚物、食事、デザートと
旬の野菜や魚をふんだんに使ったメニュー。
そしてお酒は、今年で30周年を迎える『久保田』の「萬寿」、「千寿」などを中心に、
各お料理に合う銘柄を最適な温度でご提供し、
違いを実感してもらう呑み比べも行われました。










■ 今回の会に参加されたお客様から声をご紹介します ■

「同じお酒でも温度が違うだけでまるで別なお酒のよう。お肉には常温、お刺身には冷が合いますね」

「料理の器も趣があって、さらにお料理が美味しく感じました」

「尼鯛鱗揚げは、皮と身の食感のバランスが気持ちよく、絶品でした!」

「この時期のあんきもがこんなに美味しいとは・・・新発見です」

「料理長の実演料理も楽しませて頂きました」

「窓ガラスの波打ち具合が歴史を感じますね」

「こんなに静かなところで、こんなに落ち着いて食事ができるのは久しぶりです。至福の時間を過ごせました」

「次回の開催予定はありますか?ぜひ、また参加させて頂きたいです。」

  





今回ご好評頂きまして、次回秋の開催も企画したいと考えております。

開催のご案内は、FacebookページやHP等でも告知させて頂きます。

・Facebookページ
・ホームページ

2015年6月22日月曜日

【イベント報告】越路の夏の楽しみ方、蛍舞う里を散策「酒と料理と蛍の夕べ」



酒楽の里蛍庵でおいしいお料理と朝日酒造の銘酒を愉しんでいただいた後に、
越路の夏の風物詩、蛍を探しに出かけました。



イベント当日は夕方からあいにくの空模様。
蛍は現れないのではと心配しておりましたが、
蛍散策に出かけるころにはすっかり雨はあがってくれました。
お土産にと、お配りした小国和紙さんの手すき和紙ライトの
やさしい明かりを頼りに真っ暗な田圃道、蛍を探して進みます。



しばらく歩くと蛍がポツリポツリと現れはじめ、
ライトの明かりに誘われたのでしょうか、
いつのまにか私たちの周りにはたくさんの蛍の光が

予想以上のほたるの乱舞に参加者の方々も大喜び
時間を忘れて魅入られておりました。



酒楽の里では越路の季節を楽しむイベントを
定期的に開催しております。
開催のご案内は、FacebookページやHP等でも
告知させて頂きます。

・Facebookページ
・ホームページ

2015年5月27日水曜日

旬探訪 越後のごっつぉ 〈そらまめ〉


 あまり知られていませんが、
新潟市西蒲区は、県内でも有数の「そらまめ」の産地で、
ほぼ全域で生産されています。
昭和50年中頃から作付けが開始され、
昭和60年頃から栽培が盛んになりました。

 「そらまめ」は秋に種をまき、定植します。寒さに弱いため、
栽培は雪の少ない地域に限られ、
さらに越冬を安定させるために
通気性のよい布のようなフィルムで株を保護します。
消雪後、フィルムが取り除かれた「そらまめ」はぐんぐん大きくなり、
4.5月の好気象と肥沃な土壌で風味豊かな「そらまめ」に育っていきます。
5月下旬から出荷が始まり、6月が出荷の最盛期です。
少し短いのが残念なのですが、
数少ない旬のはっきりしている野菜のひとつと言えます。 

 サヤを聞くと、白い産毛に大切に包まれた愛らしい姿をみせる
「そらまめ」は、北アフリカが原産地で、
蚕がつくる繭の形にも似ていることから「蚕豆」とも、
サヤが天を向くことから「空豆」とも呼ばれています。
(収穫する時はサヤが垂れ下がります。)

 栄養的にも優れており、炭水化物とタンパク質を含む他、
野菜特有のビタミンB1、B2、Cや豊富なミネラルを含んでいます。
そんな栄養価の高い西蒲区の「そらまめ」は
地元の学校給食にも登場します。
コロッケやポタージュに変身し、子供たちにも大変好評だそうです。

 越後の寒い冬を乗り越え、大きなサヤを実らせる「そらまめ」は、
生産者が丹精込めて〈初夏の味〉として届けてくれるのです。

2015年5月14日木曜日

旬探訪 越後のごっつぉ 〈 スルメイカ 〉


 世界中で捕れるイカの4割以上は日本人の胃袋におさまっているほど、
日本人はイカが大好きなんです。
国内で漁獲されるイカの半分以上が「スルメイカ」です。
イカの中のイカだから「真いか(まいか)」とも呼ばれます。

 その「スルメイカ」の寿命は約1年とされ、
東シナ海で生まれた個体が春から夏にかけて、
エサを食べながら日本海を北上して各地で漁獲され、
秋から冬には再び東シナ海での産卵に向けて南下をします。
5月から7月にかけて新潟沖、佐渡沖に、初夏に大きな群れが集まり、
近県から「スルメイカ」を狙う漁船の寄港が見られます。

 夜間に非常に明るい電灯をともし群れを集め、
エサに似せた釣り針がたくさんついた仕掛けを海中で
上下させ誘って釣る「いか釣り」で漁獲します。
海に浮かぶいか釣り漁船の明かりは「漁り火(いさりび)」とも呼ばれ、
古くはランプなど実際の火を使っていたそうです。
ちなみにいか釣漁船の漁り火は、人工衛星からの映像でみると、
日本海を、大都市が出現したかのように浮かび上がらせるそうです。

 胴(頭部)の長さは15~30センチで胴の中に細く硬いスジがあり、全体に赤褐色です。
少しこぶりですが、やわらかく、独特の甘みがあるのが特長です。 
いか漁が盛んな佐渡では、加工品の美味しさも格別です。

醤油だれにワタごと漬け込む「いか沖漬け」や、ワタごと天日干しする『丸干しいか』は、弊社飲食店・物販店で販売しています。(一部除く)

2015年3月31日火曜日

旬探訪 越後のごっつぉ 〈 長岡の醤油おこわ 〉

 醤油おこわ?新潟県長岡市周辺の限られた地域で見かける独特の赤飯です。
かつては慶弔に欠かせない料理として、最近はより日常的な食として
長岡の人にとっては慣れ親しんだ郷土料理です。

 「醤油おこわ」、「醤油赤飯」などの呼び方がありますが、
一般的な塩味の赤飯とは異なり、名前のとおり醤油を使って
味つけされたおこわです。
一般的な赤飯に使われる豆は小豆やささげを使い、
煮汁を使って赤く色づけしますが、醤油おこわは、
金時豆を使うため、赤みをおびません。
味つけには醤油やみりん、だしを蒸しの途中にくわえて混ぜ合わせ、
さらに蒸すので醤油の色がつきます。

 ルーツは、はっきりとしておらず、
殿様から醤油や味噌を造る許可を得た元力士が、
店の前にあった寺に醤油を譲ったところ、
その寺が醤油で味付けした米を信徒に提供したのが始まりと
明治時代の文献に書かれているそうです。
由来はともあれ、醤油おこわは長岡の人々に定着し、
祝い事や法事など人の集まる時に作られる家庭の味となりました。

 長岡で広く食べられている醤油おこわですが、
調味料の配分など実は家庭ごとにレシピが違うのも特長のひとつで、
入園入学の多い春や祭り、はたまた帰省客が増える盆正月はよくお目にかかります。
また、スーパーの総菜コーナーでも日常的に販売されています。
一般的な赤飯とは色も味も異なりますが、
祝い事と結びついている点は変わりません。

地域を代表する食文化のひとつです。

2015年3月5日木曜日

旬探訪 越後のごっつぉ 〈城之古菜(たてのこしな)〉

新潟県中越地方の雪深い十日町市には、風土に根付いた
伝統野菜「城之古菜」があります。
城之古は十日町市の信濃川沿いの地域で「たてのこし」と読みます。

 「城之古菜」は1911年前後に城之古地区で魚沼地方の
大崎菜の種を分けてもらい栽培を始めたことが起源といわれています。
この地域は日本屈指の豪雪地域で冬場に青ものの野菜がなかった時代に、
農家の収入源を模索して取り組み。
春一番に収穫される「城之古菜」は非常に珍重されたと伝えられています。

 現在でも十日町市では、ほうれん草や小松菜と並んで地域を代表する
葉物野菜として食卓に上がっています。
近年では、ハウス栽培により安定生産が可能となり、
12月下旬から4月下旬まで栽培されています。
県内のスーパーや生協、コンビニをはじめ、地産池消に取り組む
学校給食にも出荷しています。

 「城之古菜」は、100年以上前から栽培されている伝統野菜ですが、
甘みとほのかな苦みの絶妙なバランスで地元から愛され続けています。
現在は、城之古菜生産組合でハウス栽培されています。
特に3月から出荷される「城之古菜」は、つぼみがつくことで
香りが高く一層甘さが増します。
鮮やかな緑色で食卓を彩る貴重なビタミン源で、
おひたし、一夜漬け、サラダなどで美味しく食べられます。
また、地産池消、食育の一環として学校給食に「城之古菜」を使ったメニューが
取り入れられており、地域で大切に守り継がれています。

2015年2月2日月曜日

旬探訪 越後のごっつぉ 〈魚沼、冬の山菜〉


 豪雪地「魚沼」で冬の山菜を広げています。
魚沼地域は、年によっては積雪が3メートルにもなる豪雪地です。
魚沼コシヒカリやユリの切り花の産地としても有名ですが、冬期間の
農業所得確保が農業経営の重要な課題となっていました。

 このような状況を打開するために冬の山菜に注目し、ユリの切り花ハウスを
活用して山菜の栽培を行い、出荷する体制を整えています。
 普及指導センターは、JAと連携して、産地として拡大していくために
産地の栽培技術支援や稲作経営体への園芸導入推進といった
活動を行ってきました。

 これらの活動の結果、最近では、地域の農業法人や若手の稲作経営者が
山菜に関心を示し、導入に向けて動き出しています。また今まで山菜の栽培は
堀之内地区が中心でしたが、小出地区、湯之谷地区、広神地区にも
栽培者が広がり、産地は着実に拡大しています。

 さて、そんな魚沼の冬の山菜ですが、越州東京姉妹店で楽しむことが
出来ますのでご紹介します!


・・・ たらの芽 ・・・


たらの木の最初の新芽のことで茎の先端にふっくらとした芽が出ます。
特有の香味と軽い苦み、ぽってりとした油っこさがあります。


・・・ ふきのとう ・・・


国内最古の野菜とも称される日本原産の山菜で、独特な芳香と苦味が特長です。
天ぷらやふき味噌が食卓に並ぶことが多く、これを食べると
「もうすぐ春ですねっ!」といった感じがします。

 はしりの味わいを 新潟の酒処 越州 でお楽しみください。