2014年9月4日木曜日

旬探訪 越後のごっつぉ 〈魚沼きのこ〉

 新潟県は全国でも有数のきのこの産地で、長野県に次ぐ第2位の生産量を誇っています。そのなかでも魚沼地域(魚沼市、南魚沼市、十日町市、津南町)は、魚沼産コシヒカリで有名ですが、実は、新潟県内の約6割のきのこを生産している「きのこ王国」でもあるのです。地元のスーパーでは、肉の切り落としならぬ、各種きのこの切れ端を袋に詰めた商品もあるほどの地域密着ぶりです。
さすがっ!きのこの一大産地とうなずけます。


 ここで生産されるきのこは全部で7種類。
生しいたけ、なめこ、えのきだけ、ひらたけ、ぶなしめじ、まいたけ、エリンギです。
魚沼きのこ・山菜振興協議会ではこれら7種類のきのこを
こだわりの「魚沼きのこ」として売り出していく取り組みを行っています。


そのこだわりとは…
①安心して食べられる農産物を求める消費者のため
②地球環境に優しいきのこを生産するため
③生産者の安全を守るため

この3つを目指し、GAP(農業生産工程管理)を定め、
その基準をクリアして生産されているきのこを「魚沼きのこ」と認証しています。
特に、南魚沼市には全国的に有名な雪国まいたけや肉厚で歯ごたえのある
八色しいたけは高い評価を得ていて、地元産のきのこを使用し
魚沼きのこ汁として市内外各地のイベントに出店して
郷土の味としてアピールしています。


冷涼な気候が育てた「魚沼きのこ」は秋の味覚の代表格!
天麩羅でも美味しい~!

冷涼な気候を活かして始まったきのこ生産も衛生的な環境管理と
徹底した品質管理で全国一を目指しているそうです。

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